日本社会には『残業してなんぼ』の風潮がまだまだ色濃く残っています。
残業さえしていれば、日本の会社では必ず高く評価されます。
外資系はちょっとわからないので割愛させて下さい。
僕も就職する前は
『仕事は早くわらせて早く帰った方が、効率がいいじゃん！』と思ってたんですが、
現実は真逆でした。
例えロクに仕事をしなくても、残業さえしてればそれなりに評価されるんです。
なんておかしな社会だろう!と思いました。
ちょっと極端な例えですが、
バリバリ仕事ができるけどいつも定時で帰宅する人と、仕事はそれほどできないけどいつも最後まで残る人は、
なんと、後者の方が評価が高くなるんです。
多分、最終的には後者の方が出世するでしょう。
残業代もかかりますし、どちらが会社の為になっているかというと間違いなく前者なんですが、
日本社会は『忠誠心』を高く評価するんですね。
ですので、出世したい方はとにかく他の誰よりも『残業』するようにして下さい。
例え仕事がなくても残業しましょう。
他の同期よりも絶対に先に帰宅してはなりません。
残業はするな、「前業」をせよ!―朝のスタートダッシュで人生が決まる
成程と思える部分がたくさんありました。良書だと思います。
実は、こちらのページでも書いてる通り、僕は今まで20社以上転職してきました。
オールドエコノミーの会社からITのような新興企業まで、様々な会社を見てきました。
いろんな人間、いろんな社風をみてきましたが、おもしろいことに一つ共通点がありました。
出世する人は『残業をする人』なんです。
例え凡人であっても、間違いなく出世しています。
僕はそういう風潮が嫌で独立したんですが、この話はまた後でしましょう。
